・ドバイ政府機関がドローンタクシーの導入を検討中
ドバイの交通を統制する機関“Roads and Transport Authority”が、先日開催されたばかりのWorld Government Summitで発表したところによると、現在ドローンタクシーのテストが続けられており、順調にいけば今年7月に本格的な運営を開始するという。
使用予定の機体は、中国のEHangが開発している「Ehang 184」。これは昨年の国際的家電見本市CES2016でお披露目された、乗客が登場できるドローン。いわゆるドローンというよりは、自動ヘリコプターに近いイメージだ。
・スマホアプリでオーダーを入れられる!
独自のナビゲーションシステムを搭載し、パイロットなしで乗客を希望の場所へと運ぶ。最大荷重100キログラム、1度に30分間の連続飛行、最大40~50キロメートルの範囲まで飛行が可能だという。
しかも、スマートフォンのアプリからオーダーを入れることが可能なので、タクシーを呼ぶような気軽な感覚で利用できそうだ。
・すでに米ネバダ州とテストフライト契約
“ドローンタクシー”と聞くとウソみたいな話だが実際に現実味があるようで、EHangではテストフライトのため、ネバダ州の同意を取り付け済みとのこと。
また、パイロットレスドローンで人工臓器を運搬するため、バイオテクノロジーの会社を立ち上げているようだ。
この夏、本当にドローンタクシーが実際に運用されるのか。注目である。
Government of Dubai