Kickstarterに登場したのは、精密画や文字で、人間の手描きを簡単に再現するロボティクスアーム一体型のペンプロッター「XPlotter」。緻密な仕上がりに、圧倒されること請け合いだ。
・質感や陰影、線の使い分けまで細かく再現
ボールペンや万年筆、鉛筆、蛍光ペン。好きな画材をアームに持たせよう。数あるイメージの中から選択し、コンピュータにアップロードするだけで、描画がスタート。まるでアーティストのように、多彩な線を使い分け、質感や陰影まで的確に再現していく。
絵画だけではなく、文字の描写もばっちりだ。手書きの現実的な感触を保ちながら、タイプミスや紙の汚れを気にせずに、好きなフォントやスタイルで好みの文章を作成できる。ペンホルダーは、調節可能。マーカー、木炭、チョークなど、多彩な用具に対応する。
独自にプログラミングすれば、もっとオリジナリティのある絵を描かせることもできる。この場合アップロード描画とは異なり、自身の内部音声を聴きながら、ランダムに画像を作成していく。その作業工程は、“象の絵描きさん”のよう。見ているだけで癒されそうだ。
・レーザー彫刻機としても利用可能
レーザー彫刻機としての利用も可能。素材も木材、皮革、織物、クラフト、アルミニウムと幅広い。短時間で芸術作品を仕上げるには、うってつけだ。目を保護するゴーグルも、付属品として提供される。
現時点ですでに、目標額の3倍近い資金を達成。かなりの人気プロジェクトだ。製品の早期割引価格は、349ドル(約3万9700円)から。受け付けは、4月1日まで。
XPlotter/Kickstarter