それゆえ、子どもの成長プロセスにおいて、お金の大切さを知り、健全な金銭感覚を持ち、金銭管理のためのスキルを身につけることが必要だ。
そこで、スマートフォンを介し、保護者が一定の制限をかけながら子どもの購買行動を見守ることができる専門決済サービスが、「Greenlight(グリーンライト)」である。
・利用できる金額と店舗を保護者が制限できるデビットカード
米ジョージア州アトランタで2014年に創設された「Greenlight(グリーンライト)」は、子ども向けのデビットカード。
保護者がスマホアプリを通じてお金をチャージすると、子どもはチャージされた金額を限度に利用することができる。
「Greenlight」の特徴は、保護者の判断により、利用金額の上限のみならず、このカードが利用できる店舗を制限できる点。
個別の店舗もしくは店舗のジャンルを保護者が設定することによって、子どもは、特定の店舗でのみ「Greenlight」での支払が可能だ。
また、保護者は、スマホアプリを介して、子どもが、お金をいつ、どこで、いくら使っているのか、購買行動をリアルタイムで追跡できる。
・お金を賢く管理できる子どもを育てるツール
「Greenlight」は、1世帯あたり月額4.99ドル(約570円)で、保護者と子ども5人まで利用可能。
「Greenlight」のような子ども向けの専門決済サービスを活用することによって、お金を賢く管理できる子どもの育成につながりそうだ。
Greenlight