カナダ・モントリオールに本拠を置く水中カメラ用装置の雄、ValsTechがiPhone7/7plus用に最先端の防水ハウジングを発表した。
・ValsTech社の「LenzO」
この企業自体の設立は2010年と比較的新しいが、創業者のValentins Ranetkinsは1970年代からこの分野のパイオニア的存在だ。
このたびお目見えしたのは、共同創業者Anthony Lenzoの名を冠したiPhone専用の防水ハウジング「LenzO」。
過去iPhone6/6s版での試験的な開発、フィードバックを経て、今回iPhone7/7plus版が満を持しての登場となった。
・水中撮影ならお任せ!
独自のロックシステムを採用したこのLenzO、これまでのどの製品よりも防水性は完璧だ。
加えて、装着したまま親指でのスワイプ一つでiPhone画面を手軽に操作でき、iPhone7/7plusが誇る4K動画の性能を存分に堪能することができる。水深100メートルまでの使用が可能、かつ万一水中で手放したとしても沈むことなく水上に浮かぶ仕様のため、大事なiPhoneを無くす心配は大幅に減る。
7plus版に至っては、ダイビング用品の技術や素材を活かした特殊なアルミ加工であり、プロフェッショナルな水中写真家や映像作家の業務にも耐えられる仕様となっている。
・アクセサリー機能も充実
「LenzOには水中色補正フィルターが内蔵されている。さらにValsTech社では、120°の広角レンズや水中用三脚など、LenzOに直接取り付けるアクセサリー類も開発中だ。他社からもすでに、海洋生物をの名前を特定するアプリ「ReefID」や、撮った写真を手軽に色補正のできる「Land & Sea」等々、一緒に使えば便利なアプリも登場している。
現在LenzOは、Kickstarterで出資を受け付け中。出資を行えばiPhone7/7plus版がそれぞれ229ドル(約2万6000円)、450ドル(約5万円)と、いずれも市販予定価格の4割引きで入手することが可能だ。趣味での利用から本格派まで、水中でのカメラライフを満喫しよう!
LenzO®: The Future of Underwater iPhone Imaging