車輪の横についたステップに足を乗せ、体重移動するだけで進むスマート電動一輪車。自転車のように場所をとらず、また歩くよりスピードが速いのでちょっとした移動に便利な乗り物だ。
米国で開発され、クラウドファンディングサイトKickstarterを通じて商品化されたSolowheelがそのブームの火付け役になったが、このほどそのコンパクト版「Iota」が登場した。
・12.8キロ走行可能
オリジナルのSolowheelの大きさは、車輪が大人の膝ほどまでくる。しかし、今回の Iotaはその半分にも満たず、直径17.8センチ。重さも3.6キロと持ち歩ける。
性能はというと、1回のフル充電(約40分)で12.8キロメートルの走行が可能となっている。1000ワットモーターで坂道でもすいすい移動できる。ちなみに、体重上限は133.4キロとなっている。
・セグウェイのハンドルなし版
操作はオリジナルと同様、非常にシンプル。体重移動して行きたい方向に進めたり、停止したりできる。こうした操作は、一世を風靡したセグウェイをイメージしてもらえばわかりやすい。ただし、セグウェイと違って Iotaにはハンドルがないのが特徴だ。
ハンドルなしで乗るのは難しそう、と思う読者もいるかもしれないが、自動平衡機能がついているので転倒しにくいのだとか。実際、デモビデオでは子どもでも楽に乗っている。
・街中の“チョイ乗り”に⁈
気になるお値段はというと、希望小売価格600ドル(約6万9000円)。しかし今ならKickstarterでは395ドル(約4万5000円)~となっている。出資期限は2月23日。
コンパクトになったぶん、さらに持ち運びも簡単になり、街中で“チョイ乗り”する人の姿を見かける機会が増えるのかもしれない。
https://ksr-video.imgix.net/projects/2405055/video-728885-h264_high.mp4