だが、ランニング中などに後ろから車が近づいているのに気がつかなくて、ヒヤッとした体験はないだろうか。
耳の中に入れるタイプのイヤホンは音楽は聞こえるが、周囲の環境から隔絶されがちで、事故に巻き込まれる危険性が付きまとう。
・“骨伝導”の技術を採用したヘッドセット
そんな問題をクリアしようと開発されているのが、「ONE」というBluetoothヘッドセットだ。
イヤホンにとって重要なデザイン性はもちろんのこと、人間工学的に配慮され、製品の前側、頭に近い部分にバッテリーパックを配置することで、頭にかかる負担を軽減する工夫がされている。
だが、何といっても一番の特徴は、“骨伝導”の技術を採用していること。骨を伝って蝸牛殻に音が送られるため、耳の中に直接イヤホンピースを入れずに、耳の近くにセットするだけでよい。
装着すると、トランスデューサー(変換器)からの音が聞こえるのはもちろん、周囲の外環境の音も同時に聞こえるというのが大きなメリットだ。
・Indiegogoで出資を受付中
「ONE」には、専用の“Bluetooth Connection Box”が用意されていて、Bluetoothを通じて、スマートフォンの音楽をヘッドセットで聴くことができる。イヤホンジャックがないiPhone 7ユーザーにとっては、特に嬉しい点だ。
現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を受付中。
ONE