・最大600kWのパワーを発揮
後輪にフィットするハブモーターを使い分けることで、80kWから最大600kWのパワーを出すことが可能になった。これは空気力学の技術と低重心を採用することで実現した。
最大時速は250km。開発者の1人Johnaton Grech氏によると、同社のドライブトレインソフトウェアは、後輪のトルク調節性能に優れており、タイヤがスピンするのを防ぎ、加速時のグリップ維持で力を発揮するという。
・電気ドライブトレインでパワフルで安全な走行を実現
正確なパワーコントロールは、電気ドライブトレインならではで、おかげでパワフルな走行と、コントロールのしやすさが実現した。1度の充電で180~500kmの距離を走行可能だという。
シャーシは、スチールと航空宇宙アルミニウム、チタン合金製。ボディは形状記憶素材なので、低速での衝撃ダメージを防いでくれる。
・スマートフォンとの連動も?
各車輪ごとに回生ブレーキ、高性能ディスクプレーキを搭載。スマートフォンと連動し、“ドライバー認識システム”によって、キーレスでの操作が可能になるという。
フルLEDライト搭載のほか、オプションでハイエンドのマルチメディアシステム“Clarion Full Digital Sound System”をつけられるのも魅力的。
同社では2017年度のローンチを予定しており、未来感満載の3輪スポーツカーの登場が待たれるところ。
Valene Black Mamba