米ロサンゼルス拠点のスタートアップが開発した「TwoEyes」。4つの180度レンズを搭載し、人間の視点で360度動画から3Dの360度VR動画までを4Kで撮れるというものだ。
・人間の視点で撮影
360度カメラ、あるいはVRビデオカメラはたくさん展開されているが、TwoEyesはこれ1台でどちらにも対応するのが売りだ。
それを可能にしているのが、4つの180度レンズ。TwoEyesのデザインは双眼鏡のようになっていて、両面に1ペアずつレンズを搭載している。
ちなみにレンズの間隔は65ミリメートルと、人間の平均的な目の幅に合わせられていて、人の目を通したような自然な映像が撮れるとのこと。
・構え方でモードが替わる
カメラのモードは構え方(垂直と水平)で違ってくる。水平にするとレンズ4つを使うモードになり3Dの動画が撮影できる。垂直に持つと、レンズ2つを使用した3Dではない360度動画が撮れる。
カメラにはジャイロスコープが内蔵されていて、撮影モードは構え方によって自動で切り替わる。
撮影の操作は、カメラについているボタンか専用アプリで行う。撮影でデータはWi-FiまたはBluetooth経由でスマホに送られ、ユーザーはそこで編集できる。
・重さはたったの200グラム!
その他のスペックとしては、動画の解像度は3840×3840@30fps、内蔵ストレージ128GB、バッテリー容量は2000mAhとなっている。
サイズは9.8×3.5×4センチ、重さは200グラムとコンパクトなので、ポケットなどにもしのばせられる。
気になるのが価格だが、現在Kickstarterでは219ドル(約2万5000円)〜となっている。すでに目標額に達成し、商品化はほぼ確実な情勢。
日本へも送料30ドル(約3400円)で発送してくれるので興味のある人はサイトを要チェックだ。出資は2月26日まで受け付ける。
TwoEyes/Kickstarter
https://ksr-video.imgix.net/projects/2711073/video-738715-h264_high.mp4