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Start Up 航空券のネット購入のついでに寄付を ITシステムのAmadeusとUNICEFが協力

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航空券のネット購入のついでに寄付を ITシステムのAmadeusとUNICEFが協力

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Amadeusオンラインでの航空券予約や購入はかなり浸透しているが、もし支払いのページにワンクリックで小額の寄付をする選択肢があったら、案外クリックする人がいるかもしれない。実際、ITシステムのAmadeusとUNICEF(国連児童基金)がタグを組み、航空会社や旅行代理店のサイトでの予約・購入時に寄付ができるシステムを構築した。援助を必要としている子どものための活動資金を得ようと、旅行者に寄付を広く呼びかけるものだ。

旅行代理店や、世界の航空会社110社のチケット予約・購入、顧客管理のシステムを提供しているAmadeusがUNICEFに協力して実現した。航空会社や旅行代理店のサイトで航空券を購入する際にワンクリックで寄付ができるようにするというもので、現在、航空会社3社(Iberia、Finair、Quantas)と同システム導入の話しを進めているという。このシステムでは、航空会社などが自社のサイトで集まった寄付金の使い道について、例えば「自国の子どもへの援助に充ててほしい」などと指定もできる。

Amadeusによると、2012年に同社が提供するシステムを通じて行われた航空券予約は5000万件。その5−10%の客が1ドル寄付しただけでも年間の寄付総額は250—500万ドルになる。“広く浅く”寄付を呼びかけることで、より多くの活動基金の確保を目指す。

UNICEFは援助を必要とする世界中の子どものための活動を展開しており、保健や基礎教育の浸透、暴力やエイズからの保護活動などを行っている。

Amadeus

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