「Peeqo」は、その中でも際立ってユニークなもの。いわゆる会話型ロボットだが、従来品とは少しばかり様子が違うのが特徴。他のロボットのように、おしゃべりはしない。レスポンスはすべて、GIFアニメで返すように設計されている。
・GIFで表現するパーソナルロボットアシスタント
「Peeqo」は、パーソナルデスクロボットアシスタントとして開発された。会話UIを持ち、音声コマンドに応答するが、その答えはGIFを通して表現される。
基板は、自作派おなじみのラズベリーパイ。フィリップス社が提唱する周辺デバイス とのシリアル通信方式I2Cによって、Arduinosと通信する。音声検出と応答部分には、Googleの音声APIとApi.aiの組み合わせを採用。問いかけに対する答えは、頭部のディスプレイ部分に表示される仕組みだ。
・頭部のディスプレイに回答を表示
「Peeqo」の脳部には、膨大なプログラミングによる多彩な映像とデータが蓄積されている。この中から話しかける内容に応じて、ぴったりの映像を映し出す。Spotifyと連携させ、好きな曲をリクエストすることも可能だ。今後は、「Peeqo」自身の気分を表す音声を、追加する予定だという。
個人プロジェクトのため、今のところ市販の予定はない。ただし、本体のスキルはオープンソースで、誰でも自由に製作できるようにするのだとか。プログラミングに自信があるなら、挑戦してみてはいかがだろうか。
Peeqo