2008年の開設以来、生産性向上ツールとして注目され、2014年には、登録ユーザー数が1億人を超えた。
しかし、「Evernote」は、メモを蓄積する機能に優れている反面、保存したメモ同士を関連づけたり、並べかえたりする機能には制約があるのが難点だ。
・クリエイティブワークのための“Evernote”
「Milanote」は、ユーザーが保存したい情報をクラウド上に蓄積するだけでなく、個々の情報を関連づけたり、並べ替えたりできる、いわば、バーチャルなホワイトボード。
テキストはもちろん、WordやPDFなどのファイル、画像やYouTube動画まで、あらゆるデータを、この“ホワイトボード”に貼り付け、線や矢印などを使って、ビジュアル化できる。
このように、様々なアイデアや情報をビジュアルで整理することによって、リサーチやコンセプトワーク、プランニングといった、創造性の高い作業を効率的にすすめることができるというわけだ。
また、「Milanote」は、他のユーザーとの共有も可能。すでに、フェイスブックやアップルのほか、家電メーカーのフィリップスなどで、共同作業にためのワークスペースとして、「Milanote」が活用されている。
・近々、アプリ版もリリース予定
「Milanote」は、現在、ウェブブラウザでのみ展開。近々、iOS対応アプリとAndroidアプリもリリースされる方針だ。
Milanote