「ギターを演奏してみたい」なんて思っても、演奏できるようになるのは大変なこと。独学で勉強するとなると、コードを覚えたり、一音一音教本とにらめっこ状態になるし、レッスンに通うのはお金も時間もかかる。

・ギター弦の下にセットするだけ

そんなあなたの救世主となるかもしれないツールが、現在クラウドファンディングサイトKickstarterに登場している。「Fret Zeppelin」というギター演奏のサポートツールだ。

LEDがたくさん付いたストリップ状の形をしていて、手持ちのギターの弦の下に差し込むようにしてセットする。

・LEDが光って押さえる弦を知らせる

仕組みはとてもシンプルで、LEDが点灯し、次にどの弦を押さえればいいのか、リアルタイムで知らせてくれるというものだ。

教本や動画にいちいち目を取られることもなく、ギターだけに集中できるので、非常に感覚的に演奏を学ぶことができる。

・あらゆるギターにセット可能

よほど特殊な形状でなければ、Fender、Gibson、Ibanezなどのメーカーを問わず、またアコースティックギターからエレキギターまで、あらゆるギターにフィットするという。

ギターフレットの半分以下の薄さなので、弦や運指の邪魔になることもなく、着脱でギター本体を傷つける心配もない。演奏中のパフォーマンスとして、LEDライトを点滅させて楽しむこともできる。

・専用のスマホアプリと連動

専用のスマートフォン・タブレット向けアプリが開発予定で、「Fret Zeppelin」本体と連動して動作する。

演奏したい曲は、フリー利用可能なMIDIファイルデータのオンラインサイトUltimate-Guitar.comなどから取得できる。

将来的には、ユーザーがオリジナルのギタータブをアップロードできるようなインターフェースも検討中とのこと。

2月9日まで出資を受付中で、現在目標金額4万8000ドル(約550万円)のところ、7万2000ドル(約825万円)以上の資金を集めている。

Fret Zeppelin