その画像編集、近い将来「トリミングしたい」「反転させたい」などと音声で操作できるようになるかもしれない。Adobe はこのほど、AppleのSiriのようなアシスタント機能で写真を編集するデモ動画を公開した。
・マイクのアイコンをタップして起動
わずか30秒の動画の中で、音声アシスタントを使いながら写真を編集してソーシャルメディアへ投稿する様子が紹介されている。
ビデオではまず男性がiPadで写真を選び、スクリーン右上のバーにあるマイクのアイコンをタップ。すると、「How can I help you?」と聞かれる。
男性は英語で「この写真をスクエアにリフレームしたい」とリクエスト。それを受けアシスタントが1:1比にして表示する。
・SNSへの投稿も
次に、男性は「写真を左右に反転させて」と依頼する。こちらもただちに実行され、結果を見て男性が「気に入らない。元に戻して」と言うと、アシスタントは「Undo」と答えて元に戻す。
そして最後に、男性が「Facebookに投稿を」とリクエストすると、その通りに実行される。
つまり、一連の操作で男性が自身の手を使ったのは、写真の選択とアシスタント機能の起動だけ。編集そのものはすべて音声で操作している。
Adobeはこの音声アシスタント機能について、今後の製品に実装するかどうかは明言していない。しかしこうした動画を公開しているからには、開発・実用化に道筋が立っていると考えてもよさそうだ。
https://youtu.be/e6TccXFBY5g