ファミリーユースとして開発されただけあって、使い勝手は抜群。OSには予め、100以上のアプリと、インターネット接続を必要としない強力なツールがプレインストールされている。既存OSのように、ソフトウェアのアップデートにもお金がかからない。ウィルスに強く、スマートフォン感覚で利用できるため、コンピューター未経験者でもすぐになじめるようになっている。
・ナチュラルデザインと高精度な設計を両立
そのEndless OSをアメリカ本土で浸透させるために開発したのが、「MISSION COMPUTER」。竹素材で包まれたデザインは、ナチュラルなインテリアボックスのよう。一見すると、コンピューターとはわからないほどだ。
暖かみのある外見に反し、中身は高精度。デュアルコアのIntel®Celeronプロセッサーを搭載し、HDMI出力や最新のワイヤレス接続にも対応。目立ってすごい機能ではないが、現代のPCとして必要な部分は、きっちり押さえてある。
・今後の市場動向に注目
今回は、64GB の「Mission Mini」と500GBの「Mission One」を発売。販売価格はそれぞれ、129ドル(約1万5000円)と249ドル(約2万8000円)。リーズナブルな値段も、大きなポイントだ。
本機の普及によって、アメリカの市場がどう変化するのか、そのあたりにも注目していきたい。
MISSION COMPUTER