今回は、水漏れや断熱状況といった建築物のチェックなどに使えるコンパクト赤外線カメラ「FLIR C3」を紹介しよう。
・顧客とイメージ図をシェア
名称から推測できるように、FLIR C3は「C2」の改良版。レンズを向けると温度分布がスクリーンに映し出されるのは一緒だが、C3はWi-Fiに対応するようになった。
Wi-Fiにつなげることで何ができるかというと、カメラがとらえた温度分布イメージ図を誰かとすぐにシェアできること。
たとえばあなたが配管工なら、水漏れ箇所のイメージを同僚や顧客とシェアして、すぐに作業にかかるということが可能になる。
・マイナス10度から150度までキャッチ
また、映し出した部分の最も熱を持っている箇所と冷たい箇所を同時に検知する機能も加わった。
温度分析もマイナス10度から150度の間と、かなり幅広くなっている。
プロフェッショナル向けのカメラだけあって、値段も699.99ドル(約8万1000円)と高め。しかしポケットサイズなので現場に携帯でき、作業の効率アップが図れることは間違いなし。職業柄これ欲しい!という人はまずはサイトをのぞいてみてほしい。
C3は今年第一四半期中に発売される。
FLIR C3