地下鉄、バス、タクシーなどの乗り換えや目的地までの経路をモバイルやウェブで案内するサービスを展開している「HopStop」は、ダウンロードが300万回を超えたと発表した。200万回を達成してからわずか6カ月後というスピードだ。勢いに乗るHopStopはオーストラリアとニュージーランドでもサービス展開を始めた。イギリスとフランスでも利用できる都市を増やしており、合計7カ国の500都市で利用できる。

GoogleマップをiOSデバイスのデフォルトのマップアプリに設定できない期間があったこともHopStopに味方したようだ。GoogleマップがiOSに“復活”した後もHopStopはユーザー数を伸ばした。とはいえ、GoogleマップはHopStopにとって最大のライバルであることに変わりはない。

HopStopのサービス内容はGoogleマップとあまり変わりはないが、電車やバスの乗り換え案内をするほか、自転車でのルートと所要時間も表示できるのがユニークだ。また、Yelpのおススメお店情報もあり、ワンクリックで店までの道順を確認できるようになっている。

残念ながら日本でのサービスはまだだが、HopStopのサービスエリア拡大方針に期待したい。また、Apple社の買収対象となる可能性も非常に大きいことから、その動向からも目が離せない。

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