・早くも目標金額の2倍超え
“DigiJet”という独自の3Dプリント技術を採用することで、ナノ粒子や顔料などの特殊な樹脂を含む、多様な素材を材料に用いることができるようになった。現在、早くも目標金額の2倍に到達しており、注目が集まっている。
・同時に最大6素材を使える
「NexD1」はフル機能の回路基板を正確に出力し、デザイン通りに3D成形ができるという。プリンターには6つのカートリッジストレージが搭載されており、これらに異なる素材を入れておけば、つまり同時に最大6素材を用いられるというわけだ。
また、使用素材は無毒性&水溶性なので、水で成形仕上げをすることができる。つまり、有毒な化学物質を使う必要がなくて環境に優しい。
非常に精度が高く、効率的なプリントヘッドを搭載。超高速・10ミクロンレベルの精度を誇る。
全部で6つあるプリントヘッドには、それぞれ直径5ミクロンの液体ジェットノズルを200個設置。予熱システムが素材の溶解を促し、スムーズな流れを実現する。
各層はワイド&高出力のUVレーザーでしっかりと固められていく。セルフクリーニング機能があり、素材の混入を防いでくれる。
・タッチスクリーン、スマホから操作
プリンター本体の大きさは、42センチメートルの立方体で、デスクに置くのにぴったりのサイズ。最大約20センチメートルの立方体サイズを出力可能だ。
本体には10インチのタッチスクリーンが設置されていて、指先ひとつで簡単に現状のワークフローをチェックしたり、設定を調節したりできる。
また、Wi-Fiを通じてスマートフォンと連動でき、ステータスのアラートを受信したり、リモートアクセスができるのも便利。
精度が高く多様なプリントが可能な「NexD1」は、順調にいけば、2017年10月に出荷を予定している。
NexD1