オランダのスタートアップが開発した「Slide」。壁に穴をあけたりといった工事は不要で、既存のカーテンレールに取り付けるだけでスマホアプリで開閉を操作できるようになる。
・ワイヤーで開閉
Slideの大きさは16.3×10×5センチ。中にモーターや、ワイヤーを巻くリールなどが入っている。
取り付けるのにドライバーなどの工具は不要で、専用のネジを使ってカーテンレールの端に固定する。また、開閉する部分の端にあるフックにもカーテンレールランナーのような小型部品をつける。
最後にSlideと部品の間にワイヤーを張り、SlideをWi-Fiに接続させたら準備完了。専用のスマホアプリ(iOS、Android)で開閉をコントロールできるようになる。
・手動機能はそのままに
アプリでは、スライダーを動かして遠くからリアルタイムに操作できるほか、タイマーで開閉時間をセットすることも。起床時間に合わせてカーテンが開くようにしておくと、太陽光が部屋に入ってきて自然な目覚めになりそうだ。もちろん手動での開閉もできる。
アプリ以外にも、IFTTTデバイスと連動させることができるというのも気が利いている。ちなみに、アプリでは複数のカーテンを管理でき、寝室、リビング、子供部屋などにそれぞれ設置して使うというのもありだろう。
気になるお値段だが、現在クラウドファンディングサイトKickstarterでは69ユーロ(約8400円)の出資で入手できる。5つセットだと290ユーロ(約3万5000円)とさらにおトクになる。
すでに目標額は達成していて、日本へも20ユーロ(約2400円)で発送してくれるのでスマートホーム化を思案中の人はサイトをのぞいてみてはいかが。出資期限は来年1月8日。
Slide/Kickstarter
https://ksr-video.imgix.net/projects/2732614/video-730958-h264_high.mp4