・メガホン型の多言語音声翻訳サービス
そんな中、言語の壁は大きなネックとなるが、パナソニックのメガホン型ツール「メガホンヤク」のようなサービスが、今後大いに役立ってくれそうだ。
これはメガホン型の多言語音声翻訳サービスで、日本語を英語、中国語、韓国語に翻訳して再生することができるという。
・トータルで約1800パターンの文章を作成可能
メガホンにはあらかじめ使用頻度の高い約300の定型文がプリセットされている。数字などのワード部分は変更が可能で、いくつかのパターンから選択できる“ワード選択機能”のおかげで、トータルで約1800パターンの文章を作成可能。正確でフレキシブルな翻訳が実現する。
・ユーザーニーズに応じて、文章の追加もできる
また、ユーザーのニーズに合わせ、さまざまな使用場所やシーンに対応できるよう、ユーザー専用の文章を追加することも可能だ。クラウドを通じて、定型文追加、ソフトフェアアップデートをおこなえる(ただし、別途費用がかかる)といい、ユーザーカスタマイズの幅があるのも心強い。
・簡単操作でわかりやすい
メガホンの使い方はシンプルで、伝えたい内容を日本語で音声入力すると、登録されている文章と音声照合→翻訳した後、日本語、英語、中国、韓国語で再生するという流れ。
緊急時に的確な案内ができるよう、メガホン本体のボタンを押して、拡声したい文章を音声入力すると、即座に音声照合・翻訳を実行。その後に拡声ボタンを押すだけで、日本語、英語、中国語、韓国語の順番で音声が出力される。
メガホン単体での販売はおこなわず、サービス全体の契約となる。サービスの開始は2016年12月20日の予定。空港や駅、イベント会場、観光地など、外国人が多く集まる場所での誘導や案内を圧倒的にスムーズ化してくれそうだ。
メガホンヤク