かの有名な物理学者アインシュタインも、「子どもの創造的な知性を向上させたいなら、おとぎ話をたくさん読み聞かせることだ」と言っているという。
読み聞かせは、子どもと両親がともに過ごす、大切なコミュニケーションの時間でもある。
・スマホに取り付ける、“読み聞かせ用プロジェクター”
今、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を受付中の「Moonlite」は、エンジニアの母親が立ち上げたプロジェクト。スマートフォンに取り付けるプロジェクターと専用アプリで動作し、天井や壁にプロジェクターで物語の映像を映し出しつつ、読み聞かせをおこなうというもの。HDの画像、アプリ内のサウンドエフェクト効果で、寝物語に命が吹き込まれ、子どもがより夢中になる。
・わずか4ステップの簡単仕様
使い方はわずか4ステップの簡単仕様。まず、“story reel”をデバイス本体に挿し込んでセットし、それらをスマートフォンに取り付ける。専用アプリを立ち上げ、好きな物語を選んでタップすると、プロジェクターが読み聞かせを開始するという流れ。
・効果音を入れることもできる
天井に移るフルカラーのHD画像は見るも楽しく、さらに専用アプリから“雷”“鳥のさえずり”“流れ星”などの効果を選ぶと、物語中に効果音が鳴って、より一層物語を盛り上げてくれる。
リール部分を回すのに合わせて、スクリーンも連動して切り替わる機能が便利。このリール部分は暗闇でぼんやり光る。
本のタイトルを検索したり、お気に入りを登録して“マイ本棚”で整理したりできる。
また、目に有害だといわれるブルーライトを極力押さえ、ディスプレイを暗くするなどして配慮。
タップしたワードを個別で長く読み上げる“長読み”機能も実装される予定で、子どもの言語学習に役立ちそうだ。
・目標金額の5倍超え
2017年1月13日まで出資を募集しており、すでに目標金額の5倍超を集めている。子どもが見ても分かりやすい色使いと絵柄のポップなイラスト。“赤ずきんちゃん”“みにくいアヒルの子”などの古典をはじめとする物語を親子で楽しもう。
Moonlite