スピードに加え、球の回転数や変化球の曲がり具合などもピッチングでは重要な要素。それらを個人の練習でも知ることができるスマートな野球ボール「Strike」がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
・球の軌道も測定
Strikeは、白地に水色のステッチが施された一見何の変哲もない野球ボールだが、各種センサーを内蔵し、Bluetoothでスマホなどの端末と連携する。
測定できるのは速度やスピン数。また、球の軌道を立体的に記録し、ゾーン判定や回転軸などの分析も可能となっている。
測定データはすべてワイヤレスで端末に送られ、ユーザーはアプリで自分のピッチングを正確に知ることができるというわけだ。
・ピッチング分析の強い味方!
Strikeのアプリはまた、ピッチングの過去データを保存するので、いつでも投球を振り返れる。
例えば、1週間前に比べてどれくらいストライクが投げられるようになっているかなどを、自分で記録しなくてもわかるのは便利だろう。さまざまな方向から分析することで、ピッチングの向上に役立てられるはずだ。
・充電もワイヤレス
Strikeは専用パッドに乗せるだけで充電でき、フル充電すると最大12時間使用できる。
サイズは周囲9インチ(22.9センチ)、重さは5オンス(141.7グラム)とメジャーの公式ボールと同じ。
台湾のスタートアップが手がけたこのスマート野球ボール、Kickstarterでは現在99ドル(約1万1000円)〜となっていて、出資期限は2月3日。ピッチング改善に真剣に取組んでいる人は要チェックだ。
Strike/Kickstarter
https://ksr-video.imgix.net/projects/1655153/video-730686-h264_high.mp4