そんなMacBook Proファンの心理を察して開発されたアダプタが「HyperDrive」。Thunderbolt 3に加え、USB3.1(従来タイプ)、HDMI、SD・microSDの各ポートを備えている。
・驚異の転送スピード
Thunderbolt 3が新MacBook Proに採用されたのは、超高速のデータ転送ができるから。14時間のHDビデオのコピーに1分もかからないというのは、やはり驚異的だ。
しかし、Thunderbolt 3も使いたいが、従来のUSBも何かと使うシーンが多そう、というのが多くの人の本音だろう。それに応えるのがHyperDriveなのだ。
・持ち運びもラク
HyperDriveを使うにはMacBook ProのUSB-Cポート2基に差し込むだけ。ポートを2基とも使うことでデータ転送の高速性を確保しているのだという。
HyperDriveの大きさは11.45×2.85×0.85センチ。MacBook Proは今回かなりスリムになりモバイルノートとして使いやすくなったが、MacBook Proと一緒に携帯しても邪魔にならないサイズだ。
・拡張性がアップ
カメラからデータを取り込んだり、そのほかマイクやプロジェクターなどの周辺機器をつないだりと、MacBook Proの拡張性を高めるHyperDriveは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集中だ。
目標額10万ドルに対し、すでに3倍近くを集める人気ぶりで、商品化はほぼ確実な情勢。最安値パッケージはすでに完売し、現在は69ドル(約7800円)〜となっている。
出資受付は来年1月17日まで、商品発送は同年3月を予定している。プラス10ドルで日本へも発送してくれるので、新MacBook Proをすでに購入した人、あるいは検討している人はチェックしてみてはいかが。
HyperDrive/Kickstarter
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