「O-Bow」は、銅でコーティングされた円筒形の形状をした装置で、上部の面には溝が刻まれている。この溝は、バイオリンの弓に合わせた形になっており、木製の弓を溝にあてがって動かすことで、まるで本当にバイオリンを弾いているかのような音を出すことができる。「O-Bow」の溝部分には、光学センサーが設置されており、バイオリンの弓の角度やスピード、動きなどを認識し、単なる音の連続や単純なスタッカートではなく、微妙な音のニュアンスを表現できるのが大きな特徴だ。
「O-Bow」は、USB接続でいろいろな音楽ソフトフェアやデバイスと接続することができ、MIDIデータのやり取りが可能。「O-Bow」をキーボードと接続して、キーボードの鍵盤で音や音調を指定し、バイオリンの弓を用いて、弦楽器演奏の繊細なニュアンスを表現するという仕組みになっている。
このユニークなツールは、現在、試作の5バージョン目が完成。今後、さらなる改良が施され、私たちの手元に届くようになる日が楽しみである。
O-Bow