「身近な自然や、微小な世界にもっと目を向けて欲しい」そんな願いを込めて開発中なのが、「Foldscope」というツールだ。折り紙のように紙を折って成形する、超ポータブルな顕微鏡である。
・耐水性の紙製、8gという軽さ!
部品のほとんどがウォータープルーフの紙でできていて、キット全体の重さは400グラム、「Foldscope」本体だけならわずか8グラムという軽さ。
キットには、説明書、「Foldscope」本体部分、レンズ、保管ケース、LEDライトソース、拡大鏡、プレート、ペトリ皿、ピンセット、メッシュシート、チューブ、ミニハサミ、ピペットなどを同梱。組み立てや顕微鏡観察に必要なもの一式がそろっているのはウレシイ。
・レンズ倍率は140倍
キットから切り抜いた紙を折り紙のように折って、顕微鏡本体部分を完成させる。レンズの倍率は140倍、2ミクロン(人間の赤血球の1/3サイズ)の解像度は鮮明で、植物や動物の細胞器官、胚、バクテリアなどもはっきり見える。
外部電源などは必要なく、耐水性、破れ耐性構造になっており、屋内、屋外どちらでも利用できる。直接、裸眼で覗き込んでもよいし、スマホカメラ越しで撮影したりもできる。
・Kickstarterで出資受付中
花瓶の中を観察したり、口から摂取した細胞を見てみたり。超お手軽、持ち運び楽々! 老若男女問わず、身近な科学の世界に関心をもつ、ごくごく一般の人が楽しめるユニークなツールといえそうだ。
ただいま、クラウドファンディングサイトKickstarterで、12月22日まで出資を受付中。
Foldscope