それらの問題を解決しようと開発中なのが、「Olive」という補聴器ツール。現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集している。
数万から数十万円することもある補聴器が多い中、用品一式で100ドル程度、Indiegogoベータテスト版だと50ドルという、超破格で入手できるというから驚きだ。
・スマホと通信、処理も専用アプリで
「Olive」は、専用の機器を使わずに、処理作業はスマートフォンのアプリでおこなう。補聴器本体とスマートフォンは、Bluetoothでワイヤレス通信する。
経験豊富な医学博士らとともに開発を進め、ハードウェア構造とソフトウェアの絶妙なコンビネーションを構築。低音を含むシグナル解析に優れるスマートアルゴリズムエンジンが、装着者の聴こえをグッと向上させてくれる。
・悪目立ちしないデザイン性
ノイズキャンセリング&風雑音低減、耐水性の仕様も心強い。とにかく小型で目立たず、一見するとワイヤレスイヤホンのように見えるデザイン性なのでウレシイ。
アプリを通じて聴こえのテストを実施し、ユーザーの“聴こえプロフィール”を作成。随時、聴こえのステータスを管理できる。
・専用ケースで充電
リチウムイオンポリマーバッテリーは約4時間の連続使用が可能で、専用ケースに入れておけば簡単に再チャージができる。ケース自体、ポケットに入るくらいのミニマムサイズなので、持ち運びもラクラク。
順調にいけば、2017年7月に提供開始予定で、世界各国に配送が可能だという。
Olive