しかし、イタリアのヨット会社「Jet Capsule」が開発中なのはUFOの形をしたヨット「UFO 2.0」。宇宙をさまようように海面を移動でき、内部にはベッドルームなどを備える。さながら漂うミニ別荘だ。
・高級ホテルの客室のよう
UFO 2.0は直径が20メートルあり、円盤の中央が球形になっている。外観はまさにUFO。球形部分は3階建てになっていて、1階にはキッチンとバスルーム、2階には机や椅子、ホットタブなどがある。
そして地階に大きめのベッドルームとバスルームという配置だ。ベッドルームの壁の一部はシースルーになっていて、水中生物の観察ができるようになっている。
内装はシンプルながらも、落ち着いた照明など高級ホテルの客室のようなデラックス感が漂う。
・エコ発電!
ヨットというからにはもちろん移動手段となる。エンジン2機を備え、最大スピードは時速16キロ。
備え付けの太陽光や風力発電設備で電気を賄える。バッテリーの心配をする必要がいのでちょっとした遠出もできそうだ。
・商品化へ向け資金調達
開発元によると、今後のスケジュールとしてはまずクラウドファンディングサイトKickstarterで資金を募る。すべて順調にいけば2018年にも出資者にヨットを届ける計画とのこと。
暮らすように海の上に“滞在”できるようになるこのヨット、貸別荘やプライベートレストランといった使い方もできそうだ。
Jet Capsule