・次世代無線ルータ「Eero」
Eeroは、サンフランシスコに拠点を置く同名のスタートアップが開発する、家庭用の無線LANルーターだ。
Wi-FiとBluetoothに対応。軽量にして白に統一されたシンプルな外観だが、このデバイスを3つ家の各所に配備することで、家中くまなく高速かつ安定したネット環境となる。
その秘密は「メッシュネットワーク」と呼ばれるシステム。故障などで使えなくなった経路が発生しても、継続的に接続・再構成を繰り返し、送信先に達するまでノードからノードへ転送を行う。これにより、家の中におけるネットのデッドゾーンが解消されるという。
・「トゥルーメッシュ」でさらに機能向上へ
昨年のローンチ以来、順調にシェアを伸ばしてきたEero、今回発表されたアップデートは大きなものだった。
まず、Amazonの提供する音声認識サービス「Alexa」との連携。加えて、スマホアプリの性能が大幅に向上し、ネット接続においてどこに不具合があるかといったことも直ちに判明するという。
Eero設立者、ニック・ウィーバーによると、メッシュネットワークのさらに上を行くこの「トゥルーメッシュ」という新たなテクノロジーにより、今回のアップデートでデバイス間での接続の質は最大40%向上し、各デバイスの処理能力も大幅に強化されるとのこと。
価格は1つで199ドル(約2万2000円)、3つセットで499ドル(約5万5000円)とお得になる。家の中でのネット環境にお悩みの方、お試しあれ。
Eero uses “largest consumer mesh network dataset” to boost Wi-Fi performance