その視力チェックが自宅でできるガジェット「EyeQue」がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。専用のアプリをダウンロードしたスマホを活用するというものだ。
・ボタンをタップするだけ
EyeQueはアメリカのスタートアップが開発した。長さ約9.2センチの筒状で、顕微鏡の接眼レンズと鏡筒のようなデザインだ。
これを、アプリを起動したスマホのスクリーンに付属のシールで固定し、顕微鏡を使うような要領でEyeQueを片目でのぞきこむ。
のぞくと赤と緑の線が見えるので、この2本の線が重なるまでスクリーンに表示された+か−のボタンを押すだけだ。
・過去の検査履歴も表示
検査結果はアプリで閲覧できる。過去の検査結果の履歴もチェックできるので、視力の変化を把握できるのも便利だろう。
自宅で正確に視力検査ができる画期的なツールとあって、EyeQueはCES 2017で「Best of Innnovation」賞を獲得。しかもKickstarterでは18ドル(約2000円)〜とかなりリーズナブル価格となっている。
ただ残念ながら、このデバイスは現在、米国内のみへの発送に限定されている。
スマホと一緒に使って心拍や心電図などを測定できるガジェットが増えてきているが、視力は子どもから高齢者まで最も身近な関心事の一つだけに、EyeQueのような視力検査ツールのニーズは意外とあるかもしれない。
EyeQue/Kickstarter
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