AlumniFunderは対象を特定の大学に絞っておらず、アイデアがあって具現化するための資金を必要としている学生と、見込みのあるプロジェクトに投資してもよいと考えている人を結びつける場を提供している。プロジェクト開発者となる学生が、大学などの教育機関に所属していることを示す「.edu」を含んだ電子メールアドレスでサイトに登録すると、プロジェクトはおおよそ30—60日間ネットワーク内に掲載される。そうしたプロジェクトを閲覧した人の中に投資してもよいという人が現れたら、資金はStripe(デベロッパー向けの支払い手段)で送金される。もちろん、プロジェクトが良識にかなっているものかどうか、適切な内容かどうかはAlumniFunderが幾重にもチェックする。
資金調達プラットフォームを運営する一方で、AlumniFunderはこのほどジョージタウン大学とプリンストン大学で資金調達キャンペーンを行った。これまでにプロジェクト22件の申し込みがあり、必要とされる資金の合計は40万ドルだった。最優秀のプロジェクトには賞金1000ドルが贈られる。同様のコンテストはU.Cバークレー大学やスタンフォード大学でも今後開催されるという。
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