そんな人のために手袋をはめたままスマホのタッチスクリーンを操作できる手袋はすでに展開されているが、このほど登場したのは指紋認証をも可能にする、手袋に貼り付けるシール。
手袋を外さなくてもiPhoneの指紋認証Touch IDなどを解除できるというスグレモノだ。
・“人工指紋”を登録
冬の寒さが厳しいカナダのスタートアップが開発した「TAPS」というのがそれ。皮、毛糸、スウェードなどどんな素材の手袋にも貼り付けることができる。
誤解のないように言うと、TAPSはユーザーの指紋を使うのではなく、シールに指紋模様がついている。この“人工指紋”をスマホに登録し、手袋に貼り付けたシールでロック解除ができるようにするという仕組み。
もちろん、安全上、シールの模様は全て異なる。TAPSは1つのパッケージにシール4枚が入ってくるが、同じパッケージ内のシールでも模様が異なるとのこと。
・防水加工、アウトドアにも最適
TAPSでは指紋認証だけでなく、普通にスクリーンのタッチ操作も可能だ。しかも、ウォータープルーフなのでスキーなどアウトドアスポーツで使うグローブでも使え、ゲレンデでも手袋を外さずにサクサクとスマホを操作できる。
スマホ操作のために手袋をはずすというわずらわしさを解消してくれるこのシール、クラウドファンディングサイトKickstarterで今なら15カナダドル(約1200円)〜とリーズナブル価格で入手できるのもうれしい。
出資を12月9日に締め切った後すぐに発送にとりかかり、「クリスマス前までには届ける」としているので、家族や友達へのちょっとしたプレゼントにもよさそうだ。日本へはプラス3カナダドル(約240円)で発送してくれる。
TAPS/Kickstarter
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