・タグ・ホイヤーのスマートウォッチ「コネクテッド」
タグ・ホイヤー(Tag Heuer)が、同社としては初となるスマートウォッチ「コネクテッド」を発表したのは昨年暮れのこと。
タグ・ホイヤーの特徴的なロゴにチタニウムのケース、価格は1500ドル(約16万円)と、他のスマートウォッチに比べ数倍の値段だった。しかし今回タグ・ホイヤーが発表したのは、同社製品に欠かせないローズゴールド。価格はなんと、これまでのレベルをさらに大幅に上回る9900ドル(約100万円)だ!
・スペック的には前作と同様
ローズゴールドのケースを除くと、スペック的には昨年のモデルとほぼ同じ。インテル製の1.6GHzデュアルコアCPU、メインメモリ1GB、ストレージメモリ4GBを搭載したアンドロイドのスマートウォッチだ。
バンドはブラウンのレザー製。他の製品のようにタグ・ホイヤーのホームページでは購入することができず、同社の販売店でのみ購入が可能だという。
タグ・ホイヤーにとっての朗報は、1万ドル超のモデルを揃えた第一世代「Apple Watch Edition」(18Kケースモデル)の販売が廃止され、このレンジでの競合が現時点では見当たらないこと。一方で、これほどの高価格帯におけるスマートウォッチ市場は依然小さいのも事実。
今後同社はどのような戦略を打ち出すのだろうか。
Tag Heuer's Android Wear smartwatch now comes in rose gold for $9,900