例えば、「Bixi」の前で手を振ったり動かしたりといったハンドジェスチャーをするだけで、料理をしているとき、粉まみれの手のままタブレットのレシピのページをスクロールしたり、ドライブ中に、スマートフォンを操作することなくSpotifyの音楽を切り替えたり、自転車で走行中にGoProを作動させたり……といったことが可能になる。
・「Bixi」1個で、2つのアプリをコントロールできる
ユーザーは1個の「Bixi」で、2つのアプリ&デバイスのマルチプルアクションを同時に統括できるという。
寝室に置いて、スマートフォンのアラーム機能のオンオフ&スマートブラインドの開閉をしたり、リビングで「Philips Hue」などのスマートライトのカラーや明るさの調整&「Apple TV」をコントロールしたり、オフィスでプレゼンテーションの際、「PowerPoint」を起動しつつ音楽を流したり。
アイデア次第でさまざまなアクションの組み合わせを実行できる。
・35度、25cmまでの感知範囲
これにはさまざまなWebサービスを連携させる「IFTTT」の機能が活用されており、Bluetoothを通じてスマートフォンのアプリと連動する。「Bixi」の視野は35度の範囲、センサーの最大レンジは25センチメートル。この範囲内でおこなわれた手のアクションを検知し、アプリのコマンドを実行させるという仕組み。
・専用アプリで、ハンドジェスチャーと実行アクションの設定が可能
ハンドジェスチャーの種類は以下のようなもの。
“時計回りに手を動かす”“反時計周りに手を動かす”“シングルタップ”、“ダブルタップ”“手を上、または下動かす”“手を右、または左に動かす”“手を近づける、または遠ざける”といったものがあり、それぞれのアクションごとに異なる機能をあてがうことが可能。
例えば、“音楽”と“スマートライト”のアプリを総括していて、音楽の再生&一時停止、ボリュームのアップ&ダウン、次の曲へスキップしたり、ライトの明るさのアップ&ダウン、カラーをパターン1に変更、といったアクションを実行できる。
ハンドジェスチャーとアクションの関連付けは、「Bixi」のアプリから簡単3ステップで完了。バッテリーは通常使用で約3週間~2ヶ月ほどもつという。
クラウドファンディングサイトKickstarterで12月4日まで出資を受付中で、すでに目標金額2万5000ドル(約260万円)の2倍超の資金を集めている。
Bixi