日常生活に欠かせない洗濯を、ちょっと便利に、楽しくしてくれるガジェットが、世界初のスマート洗濯バサミ「Peggy(ペギー)」だ。
ユニリーバの洗濯洗剤ブランド「OMO」のマーケティング戦略の一環として、大手広告代理店のジェイ・ウォルター・トンプソンとの提携により、オーストラリアで開発された。
・世界初のスマート洗濯バサミがいよいよ誕生
鮮やかなオレンジ色が目をひく、この洗濯バサミには、センサーが搭載され、気温や湿度、日照の変動をモニタリング。
リアルタイムで計測されるこれらの気象データは、WiFiモジュールを通じて取得するインターネット上の天気予報と統合され、洗濯に適したタイミングや洗濯が乾くまでに必要な時間を精緻に算出したり、ユーザーのスマートフォンに天気の急変を通知する機能も備わっている。
・最新技術をマーケティング用ガジェットに活用
「Peggy」は、センサー技術やIoT(モノのインターネット)といった最新技術を活用し、“世界初のスマート洗濯バサミ”というユニークなマーケティングツールを通じて、企業ブランドの認知度向上や顧客エンゲージメントの強化につなげようとしている点が先進的だ。
現在、ベータ版としてオーストラリアの一部のユーザーを対象にテストを実施中だというが、今後のさらなる展開にも期待したい。
Peggy