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公園のベンチも自由にプリント!公共空間づくりのためのオープンソースコミュニティ「Wikiblock」

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Wikiblockのデータから出力された売店公園や広場といったパブリックスペースに設置するベンチ、椅子、プランターなどを、住民たちの手で、もっと自由につくることができたらどうだろう。

米国の非営利団体「Better Block(ベター・ブロック)」は、2016年10月、公共空間づくりに役立つ家具などのデザインデータを集めたオンラインプラットフォーム「Wikiblock(ウィキブロック)」を開設した。

・パブリックスペースに必要なものをオンデマンドで“出力”


Wikiblockで公開されている屋外公共図書館「Wikiblock」では、ベンチや椅子、プランター、ステージ、バス停、売店など、街のあちこちで日常的にみかける29種類の家具や設備のデザインデータをオープンソースとして公開。

誰でも無料で自由にダウンロードしたり、改変することができる。

デザインデータをもとに、CNCルーターを使って木材からパーツを切断し、ジグソーパズルのようにつなぎ合わせていくだけで、望み通りの家具や設備が完成する仕組みだ。

・Wikiblockのデザインデータが世界の街を変える?!


「Wikiblock」は、3Dプリンティング技術を効果的に導入し、健全で明るい公共空間づくりに、住民が主体的にかかわり、貢献するための具体的なツールを広く提供している点が秀逸。

住民自身がその地域に必要な機能やあるべき姿を考え、これらを実現するための手段として、「Wikiblock」で公開されているデザインデータが世界各地でどのように活用されていくのか、今後の動向にも注目したい。

Wikiblock

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