そのポストイットが、Eインクを活用した小型デバイスに取って代わられるかもしれない。Microsoftの研究チームがこのほど公開したデバイスはまさに「電子版ポストイット」。
内蔵のソーラー電池で作動するので充電は不要、そしてPCやスマホから表示内容をコントロールできるというものだ。
・部屋の照明で作動
「電子版ポストイット」は、Eインクディスプレイを備える小型のガジェット。Eインクディスプレイは電子書籍リーダーやスマートウォッチなどに使われているように目新しい技術ではない。
今回特筆すべきは、充電が不要という点だ。研究チームによると、デバイスは部屋の照明など周囲の明かりで電気を賄うことができるのだという。
・表示内容の定期アップデートも
また、このガジェットはBluetoothでPCやスマホと連携し、表示内容を端末から変更することもできる。
つまり、不要になれば捨てるだけの紙のポストイットに比べ、繰り返し使えるのでかなりエコフレンドリーとなる。
ちなみに、表示内容は1〜25分ごとに自動更新するよう設定したり、ガジェット同士を同期させたりすることも可能という。
残念ながら、現在のところこのガジェットはまだプロトタイプ。商品化するかどうかも含め今後の活用法は未定のようだが、常に最新の天気予報やニュースなどを表示する独立型の卓上ディスプレイなどが出てきてもおかしくはなさそうだ。
https://youtu.be/fZ5VKvgOmZQ