そのフラッシュドライブにこのほど新タイプが登場した。米国ダラスのスタートアップが開発した「iLuun Air」。
PCやモバイル端末などに直接差し込む必要はなく、ワイヤレスで端末とデータの送受信ができるというものだ。
・データを無線信号で送信
大きさは他のフラッシュドライブとさほど変わらないポケットサイズ。ただ、iLuun AirはWi-Fiがビルトインされていて、これによりPCやスマホなどとワイヤレスでつながる。
そして独自の暗号セキュリティでデータを無線信号に変換して、端末との間で送受信ができるようになっている。
・6人まで同時シェアも
使うには、iLuun Airをオンにし、スマホをiLuun AirのWi-Fiにつなげてアプリを開く。すると、データを閲覧したり送信したりできるようになる。
端末と物理的につなげなくてもよいというのは、その手間が省けるだけでなく、iOSデバイスやAndroidデバイスどちらでの利用も可能にすることを意味する。
例えば、友達グループにiOSとAndroidのユーザーが混ざっていたとしても、それぞれがiLuun Airにアクセスして写真やビデオを同時にシェアするということができる。ちなみに、シェアは同時に6人まで可能とのこと。
・32GBは6100円から
端末のデータ容量不足に悩まされている人、機種の異なるデバイスでのデータシェアを頻繁にする人などはチェックする価値はありそうだ。
クラウドファンディングサイトKickstarterでは今なら、32GBが59ドル(約6100円)、64GBが79ドル(約8200円)、128GBが109ドル(約1万1000円)となっている。出資は11月16日まで受け付け、発送は来年3月を予定している。
iLuun Air/Kickstarter
https://ksr-video.imgix.net/projects/2555807/video-715709-h264_high.mp4