そのKodakから、同社の往年の銀塩カメラ「EKTRA」を彷彿とさせるスマホ「Kodak EKTRA」が発売される。
やや出っ張ったレンズに黒皮のようなボディ、そして物理的シャッターボタンなど、写真好きの心をくすぐるニッチなスマホだ。
・シャッターボタンで安定撮影
5インチのディスプレイの反対側に、通常のスマホに比べるとかなり大きめのレンズが付いている。メーンカメラは2100万画素、自撮りカメラは1300万画素。
一眼レフやコンパクトカメラのように横向きに構えて撮影することを前提としていて、その際、手振れなどを防げるよう下部分に滑り止めが付いている。
また、右上にシャッターボタンがあるので、画面をタッチして撮るよりも安定感がありそうだ。
・4kの動画撮影も!
外観のデザインもさることながら、中身もカメラそのものだ。専用カメラアプリが用意されていて、「夜景」「スポーツ」「パノラマ」「マクロ」などの撮影モードをスクリーン上のダイヤルで選べる。
もちろんシャッタスピードやISOなどを自分で設定するマニュアル撮影も可能。また、写真だけでなく4kの動画撮影も楽しめる。
・マイクロSDカードスロットも
基本スペックはというと、Android 6.0 Mashmallowで作動し、RAMは3GB。ストレージは32GBで、マイクロSDカードスロットでは最大128GBのマイクロSDカードを利用できるので写真や動画をどんどん撮れそうだ。バッテリー容量は3000mAh。
Kodak EKTRAは欧州で今年12月にも449ポンド(約5万7000円)で発売される。現段階では米国などでの発売計画はなく、当面欧州での売れ行きを注視するとのことだ。
カメラファンからは日本での発売を希望する声も聞こえてきそうだ。
Kodak EKTRA