米サンフランシスコに拠点を置くKitchMeは2011年に設立されたが、KitchMeの名前を知らない人がほとんどだろう。というのも、KitchMeは一般公開される前に買収されたからだ。現在Coupons.com傘下でサービスを展開しており、アプリでは全米200以上の食料品店のクーポンが使える。
KitchMeでは食べたい(あるいは作りたい)メニューを検索し、これというものがあったら、ユーザーのカレンダーにメニューをドラッグすることができる。そうすることでその日、あるいは週・月単位で献立計画表を作成することができる。しかもそうしたメニューに必要な材料は自動的にショッピングリストに加えられ、クーポンが使えるものがあるかどうかも分かるようになっている。KitchMeが提供するレシピは数千にものぼり、45分以内に準備できるものに絞っている。
実際にKitchMeを使うにはFacebookのアカウントなどでサインアップする。サイトはPinterestのようなビジュアルな作りになっており、レシピや地元のスーパーのおトク情報、クーポンの検索も簡単にできる。料理にあまり時間をかけずに節約もしたいという人に使い勝手のいいサービスといえそうだ。
KitchMe