スマホそのものを楽器として使うことができるという斬新なアプローチだ。
・画面がグニャリ!
カナダ・クイーンズ大学メディアラボの研究チームが開発した「WhammyPhone」というのがそれ。
WhammyPhoneは一般的なスマホよりやや縦長のデバイスで、OLEDのディスプレイを搭載。グニャグニャと曲げることができる。
埋め込まれたセンサーで、搭載OSが端末の曲げ伸ばしを感知するようになっている一方で、音合成ソフトウェアもインストールされている。
・端末の曲げ伸ばしが弓の動きに
で、どういうふうに使うかというと、画面に表示されたキーを押しながら端末を前後に曲げて音を鳴らす。
WhammyPhoneは、ギターやバイオリンのように使うことができ、バイオリンを例にとると、端末の曲げ伸ばしが弓の動きとなる、
曲げ伸ばしのスピードで弾き方を操作できる仕組みで、曲げる場所が端末全体の時と、角部分だけの時とでは響きが異なるというのも面白い。
発想がかなり斬新なWhammyPhone、すぐに実用化という話ではなさそうだが、曲げ伸ばしの動きが音操作のコマンドになるという技術に注目が集まりそうだ。
WhammyPhone/クイーンズ大学
https://youtu.be/pUIo-Yt2QSc