近年、タブレット端末の出荷量は増大しており、タブレットを利用するユーザー数はますます増加している。パソコンを使わずにタブレットで用を済ます人も多く、そんなタブレットユーザーは、ゲーム業界にとっては注目すべき存在だ。「Agawi」では、クラウドテクノロジーを活用し、ゲームタイトルのデータすべてを変換してデータセンター内に蓄積し、蓄積しているデータを、各ゲームプレイヤーのタブレット端末に送信するという仕組みになっている。サーバー上でゲームデータ管理をする形をとっているため、ユーザーがどんなハードウェアでゲームをプレイしているのかに関わらず、ゲームを動作させることが可能だ。
単に「Agawi」のプラットフォームを利用するだけで、ソフト開発者側には何の負担も強いられない点が大きなメリットとなる。business-to-business-to-consumer(B2B2C)プラットフォームとして開発された「Agawi」では、3日間、または5日間といった期間レンタルのシステムを採用しており、現在15のパソコンゲームタイトルが提供されている。また、「Agawi」では、すでに数千タイトルものソーシャルウェブゲームが投入されており、今後、新たなパソコンゲームタイトルもリリースされる予定だという。
Agawi