自転車の愛用者なら経験がなくても想像できるだろうが、自転車が盗難にあうと自転車なしの生活はまったく不便に感じる。“愛車”が盗難にあわないようにするためにはどうしたらいいか。その対策のひとつとして使えそうなのが小型装置「BikeSpike」の取り付けだ。自転車の鍵が勝手に解錠されそうになった場合にスマートフォンにアラートを送り、さらに自転車の場所の追跡もできるというものだ。

米国シカゴに拠点を置くスタートアップ「Team BikeSpike」が開発した。 BikeSpikeを自転車に取り付けることで、Apple社の「Find My iPhone」機能のように、自転車盗難にあったらテキストやメールでアラートが届き、ウェブやスマホで居場所を追跡できる。

さらに盗難防止だけでなく、加速度計が衝突を感知したり、ピンポイントで表示される居場所を家族が共有したりできるようになっている。また、子どもが自転車に乗るときに親があらかじめ行ってもよい範囲を設定し、範囲を超えた場合に親のスマホに連絡が届くようにもできる。

Team BikeSpikeは現在、プロジェクト支援サイトKickstarterで15万ドルを目標に資金を募っている。149ドル以上の資金を提供すると装置をもらうことができる（12カ月分の通信データプランとボトルホルダー付き）。発送は今年10月になる見込みで、米国内限定となっている。

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