・ソーラーパワーで動作する自動式水上ドローン
オランダのロッテルダムでは、ドローンを使って港のゴミを集め、海の汚染を防止しようという取り組みがおこなわれている。
「WasteSharks」という、RanMarine Technologyが手がける自動式水上ドローンで、川や運河、港などで活動する。大きさは車くらいのサイズ。機体にはソーラーパネルとバッテリーが付けられていて、太陽光を動力源として動作する。
・“機械学習”機能で、より効率的なアクションを実行
「WasteSharks」には“機械学習”機能、センサー、カメラが搭載されていて、これらの機能を組み合わせ、周囲の環境を学習し、ルート選定や収集において、より効率的なアクションをとれるようになっていく。大きな物体を自動で避けることもでき、24時間365日の稼動が可能だ。
・現在、2台のドローンが稼動中
現在、サイズが異なる2台の「WasteSharks」が稼動しており、3台目の「Great Waste Shark」が開発中だという。収集されたゴミは、リサイクルや廃棄処理業者へと引き渡されるという流れ。
ドローンは今後、ますます社会性の高い用途に使われ、生活に密着した存在になっていくのかもしれない。
RanMarine Technology