ただ、よく考えると、GoProを「投げる」、あるいは「落とす」というアクションは難しい。それこそ矢の先端にGoProを取り付けたら、どのような映像が撮れるのだろうか。やってみたいと思ってはみても、それを実現させる手段がない。
だからこそ、このような道具も登場した。
投擲軌道を動画撮影
クラウドファンディングサイト『Kickstarter』に登場したのは、GoPro専用投擲具『AER』である。
これは空中を飛翔するロケットのような外見で、先端にGoProを取り付ける。つまりこうすることで、投擲軌道の撮影が可能になるということだ。
公園でキャッチボールのように投げるのもいいし、AERは水に浮くからマリンスポーツの撮影にも使える。もちろん、上から落下させる動作もできる。その用途は非常に幅広い。
単純に真上へ投げるだけでも、「上昇」と「落下」というふたつのプロセスを経たダイナミックな動画が撮影できる。
最安販売枠はすでに締め切り
このAERは、Kickstarterにおいて特製バックパック付きで39ユーロ(約4,500円)の販売枠があった。だがその枠はすでに締め切られ、10月10日現在は49ユーロ(約5,600円)の枠がある。もちろんそれも、数に限りがある。
いずれにせよ、AERはGoProユーザーの間で普及のきざしを示している。この器具を使った斬新な動画も、今後配信されるだろう。
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