そんななか、日本の企業であるパナソニック社が開発したバッテリーが、先日幕張メッセで開催されたアジア最大級のテクノロジショー「Ceatec Japan 2016」にて披露された。
・厚さ1ミリ未満の極薄リチウムイオンバッテリー
注目のバッテリーは、厚さがわずか0.55ミリメートルという極薄サイズのリチウムイオンバッテリーだ。
状況に応じて折り曲げたり、ねじったりできるようになっている。
・何度曲げても劣化しない
良い意味で日本の標準規格(JISX6305-1)を逸脱しており、曲げ半径2.5ミリメートル、ねじり角25度にも耐え得る構造となっている。
もちろん、何度も曲げたり、ねじったりしても劣化せず、1000回の曲げやねじりに対してビクともしないようだ。
・半永久的に充放電能力を維持
繰り返し曲げたり、ねじったりしたからと言って、その充電能力に影響が及ぶというわけではない。
充放電能力が非常に高く、バッテリー自体に強い圧力がかかろうが、高寿命化が保証されている。
スマートカードなどの寿命を気にすることなく使い続ける時代が到来したと言えよう。
Panasonic