だがそれは、50年前の話である。現代では「小さいことはいいことだ」が合言葉になっているようで、現に様々な製品がサイズダウンしている。
あらゆるものがポケットに入れば、それに越したことはない。
タブレットとミニPCの交配種
オランダの企業が『Indiegogo』で発表した製品は、まさに「小さいことはいいことだ」と叫んでいるようだ。
『Ockel Sirius A』は、言わばミニPCとタブレットの交配種である。長方錐という珍しいデザインの中に6インチ液晶、USBポート、LANケーブルポートなどが組み込まれている。ちなみにUSBタイプCに対応可能だ。
OSはWindows10。これをタブレットとして使うこともできるし、ディスプレイに接続して大きな画面で操作しても構わない。この小さなボディーの中にカメラも搭載されているから、ビデオ通話などにもOckel Sirius Aは実力を発揮する。
只今格安販売中
この製品は、先述のようにIndiegogoで出資を集めている最中である。期限残り32日の時点で、すでに目標額の144%もの資金を調達してしまった。
市場販売価格は699ドル(約7万2000円)を予定しているが、現在は29%のディスカウント販売枠が用意されている。499ドル(約5万1000円)で購入できるということだが、その枠は日に日に埋まっているので注意が必要だ。
こうしたエレガントなミニPCは、これからも続々登場するだろう。
Indiegogo