・人類を「多惑星種に」!?
講演タイトルは「Making Humans a Multiplanetary Species(人類を多惑星種にする)」という刺激的なもの。
そこで彼は「Interplanetary Transport System(惑星間輸送システム)」による火星への移住計画について壮大なプランを語った。
現状では、人を火星に送るのにかかるコストは一人あたり100億ドル(約1兆円)だが、今後20万ドル(約2000万円)程度までには下げられる可能性がある。
地球から火星到着までにかかる日数は80日程度だという。最終的には、100万人規模の人間が火星に移り、この惑星で自立した生活が営まれることを期待している。
・火星旅行のイメージを動画と写真で
講演に先立って公開された、4分半の動画も話題を呼んでいる。今後どのように人を火星に送るか、ということを表現した魅惑的な映像で、SpaceXの見据える惑星間輸送システムの一端が示されている。
YouTubeで公開後、わずか一週間で再生回数は300万回超。公式のFlickrアカウントでも多くの美しい画像が公開されている。こちらも必見だ!