・睡眠トレーニングができる目覚まし時計
スマートフォンと連動する時計で、iOS、Android対応の専用アプリを用意。時計の各種設定をおこなったり、機能を作動させたりするのに使われる。
「Kello」の基本的な機能は、規則的な就寝時間を保つこと。それがもっとも心身を回復させる効果的な眠りにつながる。また、規則的な起床時間は、時間の経過とともに体内時計を正常化させ、起床を楽にしていくという。
・SpotifyやDeezerと連動
「Kello」はSpotifyやDeezerといった音楽ストリーミングサービスや、インターネットラジオなどと連携させることができ、ユーザーの好きな音楽コンテンツを目覚ましに使えるという。
・睡眠改善のための多彩な機能
ほかにもさまざまなユニークな機能が用意されているようだ。
“Deep Sleep”機能は、床についたらすぐ眠れるよう手助けをしてくれるもの。ユーザーの呼吸を真似るようにして、ライトがゆっくりついたり消えたりすることで、自然な眠りのリズムを作り出し、素早く眠りに落ちるようにサポートする。
“Snooze Less”機能は、私たちがつい頼りがちな“スヌーズ機能”の利用を減少させるトレーニング機能。寝坊を防止するスヌーズは一見便利だが、健やかな目覚めのプロセスを妨害し、睡眠のリズムを崩す要因の1つ。ユーザーは1週間に何回スヌーズ機能が作動するか上限を設定しておく。それを超えた場合、アラーム音が大きくなったり、プレイリストが変更されたり、ライトが点灯したりして、ユーザーの目覚めを促してくれる。
“Wake Up Earlier”機能は、早起きができるようサポート。「今より1時間早く起きられるように」が基本コンセプトになっていて、30日間にわたり、設定したアラーム時刻よりも日々ちょっとだけ、アラームが早く作動するようになっている。累計でみると目標の早起き時刻を達成できていた……といった仕組み。
・時差ボケ解消もサポート
この仕組みは、時差ボケ防止機能にも応用されていて、ユーザーはあらかじめ、渡航目的地と旅程日時を入力しておくだけで、「Kello」が睡眠スケジュールを実行してくれる。おかげで、時差ボケの影響を最小限にとどめられそうだ。
・IFTTTツールとしても
「Kello」は、スマートデバイスと連携させ、単純なタスクを発動させるIFTTTツールとして用いることもできるという。例えば、スマートコーヒーメーカーと連動させておき、アラームが作動すると同時に、コーヒーメーカーが作動開始するといった具合。
現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで10月21日まで出資を受付中だ。
Kello