・ピザを3Dプリンターで“出力”
米国航空宇宙局(NASA)からの助成により、火星での有人探査で利用する3Dフードプリンターを初めて製作したAnjan Contractor氏は、2015年、カリフォルニア州クパチーノでスタートアップ企業「BeeHex」を創設。
3Dプリンティング技術とロボット技術を組み合わせたピザ専用3Dプリンター「BeeHex Robot Pizza Printer」の開発に取り組んでいる。
この3Dプリンターは、ピストンのように動作する独自の空気圧システムを採用し、コンピューターの指示にしたがって、ピザ生地、トマトソース、チーズの順に原材料を出力していく仕組み。
「BeeHex」によると、従来の手作業では9分かかるピザづくりが、4分程度に短縮できるという。
・料理とテクノロジーの融合により新しい食体験が生まれる!?
2016年7月には、ニューヨークの人気レストラン「Ribalta(リバルタ)」のオーナーシェフPasquale Cozzolino氏が、この開発プロジェクトにアドバイザーとして参加し、3Dプリンターを使った生地、ソース、チーズのレシピを監修している。
料理とテクノロジーの融合は、新しい食体験への探究にも大いに貢献していきそうだ。
BeeHex