登録名はいたってシンプル、“bag”という入れ物のようだ。
特許申請のApple“bag”の内容を見てみると、全体図が図案化されており、コンテナ(容器)部分とハンドル部分があって、いわゆるカバンのような形状をしている。シンプルで好ましい見た目。
・60%以上が古紙でできている
一番の特徴は、この“bag”は少なくとも60%以上がリサイクルで回収された古紙でできている点。漂白した硫酸塩紙(サルフェート紙)が使われている。普通、これほど高い割合で古紙を使用すると、どうしても強度が弱くなってしまうが、特殊な“補強インサート”を導入することで強度の問題をクリア。
・環境に優しいバッグを量産できる
何せ60%以上が古紙でできているため、資源を有効利用できるし、燃やしたときに有毒なガスが発生する懸念もなくなる。Appleの技術で、将来、環境に配慮したエコなショッピングバッグを量産できるようになるかもしれない。
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