以前から開発が噂されていた、Googleのトラベルアプリ「Google Trips」が19日、ついに公開された。
iOSおよびAndoroidに対応し、国内でも利用可能(日本時間20日現在、日本語表示は未対応)。Gmailアカウントで接続すると、予約の履歴をもとに近い将来および過去の旅行日程が表示される。
・もうオフライン環境でも困らない
スマートフォンの登場以来、海外・国内問わず旅行が随分と便利となったが、情報がいくつものアプリに散らばっている、オフラインでは利用できない、など改善が待たれる点も残されていた。
Google Tripsは飛行機やホテルの予約を整理できるほか、200以上の都市の目的地のガイドを提供。ユーザーの関心やGoogleの利用履歴をもとに、パーソナライズしたオススメスポットなども提案してくれるという。
もちろんオフラインで使用可能。出発前にダウンロードしておけば、ネット環境が悪い場所で四苦八苦する心配も不要だ。
・「Things to Do」のレコメンドがすごい
準備期間に、あるいは旅先で利用機会が多そうなのが、ユーザーに合わせてレコメンドする「Things to Do」という機能だ。
これは、「トップスポット」「地元の人お気に入り」「セルフィー・スポット」など、様々なジャンルごとに人気スポットを紹介してくれるもの。
ショッピングでは「高級/ヴィンテージ」、アートでは「先進的/印象派」とサブジャンルも押さえているので、より自分の関心に近い目的地を見つけられそうだ(いずれもパリを例に)。
・リアルタイムでの情報更新も
使用デバイスが現地でもアクティブな場合、Google Tripsはリアルタイムで情報を更新。
日時に基づいた目的地のオープン情報のほか、天候によって左右する情報もすぐに反映してくれるようだ。
旅行者のあらゆるニーズを(時には先回りして)押さえてくれるGoogle Trips。次の旅行で早速試してみてはどうだろうか。
Google Trips(iOS & Andoroid)